飯のねこの助

ゲームに関するお話しが多いよ

ルールごとのラインの違いについて

 どうもこんにちは、今日はTikTokではやっている5レーン理論について話しをしたいと思うよ。

 

 いや、間違えた、ルールごとのラインについて話すよ。緑のあいつではないよ。

 

ラインとは?

 ラインてなんだって言うと、敵陣側に一番近い味方(先頭に立っている味方)の位置だね。ざっくり言えば。敵の最前線と対峙する場所ともいえる。その先頭にいる味方の射程の一番先という意味合いもラインという言葉にはあるけれど、今回は人の位置の変動について話すので、人の位置を意識してラインという言葉を読み解いてほしい。

 

 アメフトで例えるとラインは下の画像の赤の四角い枠みたいな感じ。このラインのところに前衛が主にポジションを取り、後衛(チャージャー、ハイドラ、バレスピなど)は主にのRBと書いてある位置だと思ってくれればいいかな。

 

 

 ルールごとにこのラインが上がる速さが異なる。このことについて話しをしていこうかな。

 

ガチヤグラ

 ガチヤグラは基本的にヤグラの位置で戦う場所が決まる。ラインの高さも決定する。ヤグラのスピードが一定なため、ラインの上下速度は大きく変動しない。

 

 ヤグラはラインの上下がそれほど急速に行われないため、いかに継続してラインを維持するかが重要となる。短時間でラインをあげる、それに伴ってカウントをとるというのができないので何度も抑える(打開する)、ラインを上げるということを繰り返す

 

ガチエリア

 結論から言えばエリアにラインという概念はない(詳細は後述)ガチエリアは基本的に戦うゾーンが決まっている。ヤグラのようにエリアは移動しないので、戦う場所がシンプルでわかりやすい。

 

 打開する、エリアとる、抑える。この三つの状況が変動し、戦う場所もそれぞれ決まっている。ざっくり言えばそんな感じなのでシンプルだ。打開の時には打開のしやすいポジションから打開をする。エリア付近に敵がいればエリア付近の敵を倒す。抑えの状況が作れたら抑える。このようにラインの高さは重要ではない。

 

 正直、エリアはラインを気にしなくていいと言うのは我ながら乱暴だと思う。ラインを気にするのはエリアをとられていない状態、とられていてもまだ抑えの状態に入っていない(味方が戦況の維持、ラインの維持をしている)、エリアをとってから完全に抑えの状態にするまでの攻防という戦いの繊細さがうかがえる時だと思う。しかし、ウデマエが低ければ打開が不利(打開という状況を作ることが負け筋になる)だからできるだけ状況を維持、ラインを維持してエリアを取り返しやすい状況を保つということは考えないし、そうした行動、それを成功させる技術がまだない。打開、エリアとる、抑えるという大味な展開がほとんどだろう。もし、あなたがラインを気にする必要がある試合をしているのなら、それはかなりレベルの高いエリアの試合をしていると言える。

 

ガチホコ

 ヤグラと違い瞬間的にホコはカウントを進めることができる。1回のwipeoutで一気にKOされることもある。たまにTwitterで開始30秒以内にKO勝ちで終わったみたいなのがある。そうした瞬発力のあるルールだ。

 

 ラインの速さに伴い、ホコも連動できればカウントの大幅なアドバンテージをとることができる。ラインが強固でなくてもホコがすり抜けていけば敵を数秒足止めしているだけでも問題はない。ホコがカウントをとれるだけの強度で許されるというところ。ただ、ラインをあげる速さ、抑えのポジションどりの速さといった速度がポイントになる。ホコの連動が前提ではあるが、ラインをあげる速さが重要。また、打開の時にはラインをできるだけ前に、そして迅速に作ることが重要となる。

 

ガチアサリ

 ラインが命と言ってもいいルール。ステージの中央を起点として有利なラインの高さを保つことが重要。ナワバリガチマバージョンであるガチアサリは、チームにラインというものが生まれなければ泥試合化する。いろんなところから敵が抜けてゴールを決められラインを下げてそこからまたラインをあげて。それの繰り返し。チームとしてラインがそろっていれば、そんな悲惨なことにはならない。敵陣を抜けるだけで相手のラインを下げられるという効果も生むというのはこのルールの面白さであり、ストレスでもある。相手の抜けを許さないということでも、どのルールよりもラインの幅が広くなる

 

 他のルールと違ってラインの強度、連携、連動というものが重要になる。今までのルールと違って明確にカウントをするめる役(ヤグラにのるとか)とラインを上げて抑えるという役に決まっていない。全員がその役を担うし、状況によってラインを上げるのか、維持するのか、アサリを集めるのかといった選択が迫られる。空気読みの最高レベルといってもいいだろう。全員が最適な動きをしたらそれはもう美しく最高に気持ちのいいものとなるだろう。

 

 味方の枚数がそのままラインの強度につながるので、人数不利が生まれた時に何をするのか、そして何が起こるかで試合が決まるといっても過言ではない。

 

 

 

 こんな感じで、それぞれルールごとにラインというものが異なる。今までのことを簡単に表すとこんな感じ。

 

 ガチヤグラ:ラインを丁寧にあげる 粘り強さ

 ガチエリア:ラインがない 

 ガチホコ :ラインをあげる速さ

 ガチアサリ:ラインの幅の広さ 強固さ 連携 

 

 それぞれルールごとにラインの特色があるんだよね、面白いね。面白いだろ?爆笑だわ、俺。5レーン理論もわかったところで今日のW杯は楽しみだね。日本はどうなるのか、そしてスペインサッカーは本物の強さを持っているのか。楽しみだ。