飯のねこの助

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ガチマ勢からみたサーモンラン

 スプラの9割9分をガチマで過ごしている男、飯助です。最近、ちょこちょこサーモンランをしている。ちょっとガチマでも活かせることあるなって思っているからそれを今回は書いていくぅ。

 

      

 

 サーモンランって実は結構ガチマに通ずるところあるよなって思う。サーモンランガチ勢ではないので、ちょっとズレていても多めに見てほしい。というより、ガチマの大事なとこに触れてるなぁこれって感じるのを書いてみた。

 

 

・武器の役割と柔軟性

 サーモンランは武器によって塗り、コジャケ処理、オオモノ処理があって武器ごとにそのやりやすさが違うと思う。これはそのままガチマも一緒でルールごとやルールに共通して言えることでもある。武器とオオモノとの相性はそのままガチマの武器ごとの相性とも言える。

 たとえば、ハシラに対してラクトだと柱に登って倒さないといけない。登ってしまえば簡単に処理できるが時間がかかる。登るのにはジャンプ撃ちをして塗らないといけないのね。もし、ジェットスイーパーなら登らないで簡単に処理ができる。置き撃ちしておけば勝手にやられにくるので難しくもない。

 

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 ガチマでの武器の相性で言えば、たとえばこんな構図。

       

 自分がスシコラを持っていて、相手にブラスター系にいたらスシコラの方が平面においては有利に戦える。しかし、ブラスターの相手としてはスシコラと戦うのはしんどいが、もしパラシェルターだったり、スパイガジェットだったらブラスターのほうが有利となる。自分が有利に戦える相手を優先して狙ったり、積極的に交戦するとキルする可能性は高くなり試合の有利に展開できる。相性が悪いのに無理に戦えば、サーモンランのようにうまくいかない。

 とはいえ、サーモンランでもそうだけれど、味方が役割であったり武器の良さを活かしきる動きをするとは限らない。そのためできる範囲で自分の役割外のことをする柔軟性が求められる。塗り武器じゃないけれどエリアを塗らないといけなくなる場面があるようにね。

 ついでだけど、なんかそれぞれの武器の特性を考える(知る)場としてもいいなと思った。

 

 

・塗りの重要性

 これはサーモンランでよく感じると思うけれど、塗り状況が悪いとコジャケにもやられてしまう。そのためスタートのときに床だけではなく壁を塗ったりもする。こうした習慣は実はガチマでも重要。

 戦う足場がなく逃げ足が遅く距離を詰められるときついブラスターやスロッシャー、相手に気づかれず近づいたり動きたいローラーなどにとってはかなり塗り状況は影響する。

 それだけではなく、相手陣に攻めているが塗りをおろそかにすると、相手が攻撃になった時にあまり塗らずに敵陣側に押し寄せることができる。それは、ホコやアサリだと致命的なカウンターをもらってしまう。もし、塗り状況をよくしながら進んでいたら相手が素早いカウンターを入れたくてもたくさん塗りながら進まないといけないので速さ(強さ)を失う。相手の編成が塗れず、移動の遅い武器編成であればなおさらきつくなる。結果、味方のデスの重さも軽くなっていく。

 

・サブの利用

 これは、初心者の人に見られがちなのだけれど、サブウェポンを使う習慣がない。ある意味、使うクセをつけるための練習という面もあるように思える。サーモンランはカタパやモグラなどには特に必須という感じ。片方は起きボムの練習、もう一個は正確に投げるための練習になる。

            

 その他、ちょっとした合間にボムを投げてコジャケの処理を行ったり、場合によっては味方の復帰のためにボムを投げることがある。

 ガチマではウデマエが上がれば上がるほどサブを必要とする。サブをうまく使うと戦いの幅や、安全なキルがとれる。また、相手にとって戦いにくい状況を作ることで試合を有利に運べる。カタパやモグラと同様にサブで倒す場面というのがある。それがホコ持ちを倒す場面。もし、スプラボムなどの殺傷能力があるサブを持っていたらカタパだと思って投げ込んでやろう。特にホコショを撃つときは硬直があるので投げ込むチャンスと言えるだろう。

 

スペシャルのタイミング

 サーモンランでどのタイミングでスペシャルを使うかというのが求められる。それはそれぞれのスペシャルによって異なる。たとえば、ジェットパックなら多少状況がきつくても使うことでなんとかなる。しかし、カニタンクだと状況が悪くなると効果的に使うことが難しくなる。スペシャルを使うタイミングは大事。

 ガチマでもそれは一緒で、スペシャルが溜まったらすぐに使うというのではなく、タイミングが重要。上手い人ほどスペシャルのタイミングはいい。目的もわかりやすく、なんでスペシャルを使ったのかがわかる。そして、それを防ぐのは簡単なことではない。サーモンランにおいてどういうタイミングでスペシャルを使うのかあらかじめ自分なりに描くというのはガチマでも同じことだと感じた。

 

・索敵能力 

 これは主にオオモノがどこにいるかってみんな気にすると思う。そのなかでも、カタパ、タワー、テッキュウは出てきたらすぐに処理を心掛けている人も多いだろう。

      

 速く見つけ速く処理をする。これはクリアするために重要だと思う。視野の広い人はその他に納品数、時間、塗り状況、味方の生存状況などさまざまな情報をつかんでいたりする。

 視野の広さ、敵を見つける速さというのはガチマでは結構重要。その人のウデマエに影響する能力ともいえる。サーモンランと一緒で意識して見ようとしていたり、予測をして探していたら身につく技術でもある。ちなみに、スプラ2でウデマエXに上がれるくらいの索敵能力は誰でも身につくと俺は思っている。

 

・味方のカバー カモンの利用

 これはちょっと難しめでもあるけれど、たとえば、味方にチャージャーがいてバクダンを狙っていたとする。そうすると近づいてきているコジャケに気づかないということがある。そうしたときに、気を利かせて周りのコジャケを処理してあげるみたいなことをする。また、エクスのように塗りながら移動することが苦手な武器が足場をなくしていたら、足場を塗ってあげるという日本独自のおもてなしの精神を出すとたぶん恋のはじまりの予感しかしないだろう。

 ガチマでも味方が戦っていたらカバーを心掛けたいし、足場がなかったら塗ってあげるのもよき。とりあえず、味方の行動を見るという習慣をつけるのにいいなって思った。

 また、オオモノがたくさん湧いたり、相性の悪いオオモノが湧いた場合カモンを使ったりすると思う。金イクラがたくさんあって、時間も少ない時とか。そうした時のカモン。カモンを使うのもそうだし、カモンに反応できるということを慣れる場としてもすぐれているなって俺は思った。

 ガチマもそうで、自分が警戒しているほうから敵が複数来た場合、自分では処理ができないかもしれない。そうしたときにカモンを使うというのは大事。カモンだけではなくやられたというサイン(ここに敵がいるぞ)に反応できるのも大事で、サーモンランで味方の出すサインに慣れておけるとよきかな。

 

・湧いてくるところを見る 味方の見ていないところの湧きを見る

 おそらく、サーモンランをやっている人はもう慣れて考えていないかもしれないけれど、大事なこと。オオモノが出現するポイントを見るということ。レベルがあがると、味方が見ていない出現ポイントを見る(警戒する)ということをやるだろう。

 実はガチマはこれがよく求められる。敵がどこから自分たちの陣形(ナワバリ)に侵入してくるのかというのはかなり意識する。全ルール打開でも、抑えでも、その他の状況でも。そろそろ敵が来そうだ、ここから来たらやだな、だから戦う準備をしておこうってなる。特に味方が見ていないところを警戒するというのが大事だったりする。あまりスプラに慣れていない人はこの感覚が薄いように思える。

 

・どこに逃げるか?倒しに行けるか?

 たとえば、サーモンランで足場が奪われてきてシャケの攻撃を受けるとする。どこへ逃げるか?結構大事な気がする。敵が出現するほうに逃げたら当然囲まれるし、助けようにも味方から遠い場合がある。まだ余裕があっても、移動の遅い武器だと出現ポイントに立つのはかなり危険となる。

 これはガチマも一緒で、相手の塗りが広がっているところに敵がいるかどうかわからないで行くのはかなり危険。また、敵から逃げるにせよ敵陣側に逃げるのはデスしやすい。塗り状況は悪いし味方からカバーをされにくい。

 サーモンランでオオモノが出現した時にすぐに倒しに行こうとせずに、もしかしたらみんなも行けるかどうかの判断をしているのではないかと思う。ドスコイが多いし、武器の機動力もないから囲まれるときついぞ・・・ボムでも投げとくかみたいなね。

 ガチマもそんなことがある。塗り状況が悪いなか敵がいるかどうかもわからずに敵を倒しに行こうと前に進んでしまう。そして囲まれてデスをする。果たして行ける状況にあるのか?進んだら敵に囲まれる状況にないか?前に出る判断材料(根拠)を自分は持っているのか?そうしたクセをつけることもできるなって思った。

 

 

 思いついたのをいくつか並べてみた。なんかサーモンランってCPUが相手だからガチマに影響しないだろって思うかもしれない。しかし、実際はそうでもないなって思った。むしろ敵の数が多いから頭を使うことが多いかな。慣れていないだけかもしれないけれど、優先順位付けが大変だなって感じてる。

 

 みんなもサーモンランやろうぜ☆