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【スプラ3日記】勝負事としてスプラと向き合うための環境の整備

前回書いた記事の続きです

【スプラ3日記】ゲーム全体にもいえるスプラの取り組み方 - 飯のねこの助


はじめに:スプラとの向き合い方について

スプラとの向き合い方として、「楽しむ」ことを目的にするのではなく、「勝負事として勝ちにこだわること」や、「勝ちにつながる成長」という視点から、ゲームとの付き合い方を考えてみました。
個人的にはスポーツをイメージしながら考えているため、イメージしづらい部分があればご容赦ください。


ソロプレイの良さと、その限界

ソロプレイは「楽しむ」ためのシステムとして優れている

ソロでプレイすること自体は、ゲームを楽しむという点において非常に優れていると思います。

スポーツの場合、仲間を集めて対戦相手を見つける必要があり、これが意外と大変だったりします。その点で見ると、ゲームは非常によくできています。全国規模で仲間と対戦相手を自動的に見つけてくれるからです。

これは実際のスポーツで言えば、個サル(個人でフットサルに参加できるプログラム)のようなものだと思います。楽しむことを目的とするのであれば、とても優れたシステムです。


「強くなる」「上手くなる」ことを目的にすると起きる問題

しかし、「強くなる」「上手くなる」ことを目的にすると、話は少し難しくなってきます。特にスプラでは、その傾向を強く感じます。

たとえば、ルールに合っていない武器を持った味方がいたり、前線で戦えず後ろで動かない時間が長かったり、イカランプを見られていないなど、基本的な部分で試合が成立しない場面が起こることがあります。

まずは、そうした味方の弱点から生じる問題と向き合う必要が出てきます。その段階でつまずいてしまうと、立ち回りや戦い方といった、より先の思考に進むことができません。


反省しづらいという構造的な問題

それだけではありません。メンバーが毎回入れ替わるため、反省がしづらいという問題もあります。

味方のプレイが安定しないこともあり、敗因が定まりにくく、「何を課題にすればいいのか分からない」という状況が生まれます。これでは理解を深めるのが難しくなります。

スプラで上手くなるための成長を目的とした場合、この環境が適しているとは言いにくいと感じます。


固定メンバーでプレイするという選択肢

こうした点を踏まえると、ソロマッチではなく、自分と実力の近い人たちと一緒にプレイするほうが、環境としては良いのではないかと思います。

無駄な要素が減る分、自分の課題も浮き彫りになりやすくなります。また、お互いに慣れてくれば、言葉にしなくても共有できている部分が増え、動きや判断が速くなります。

試合のテンポが上がれば、それに見合った基本的なスキルが求められるようになります。


スポーツに例えると

サッカーで言えば、これまでクラスの仲間とプレイしていた人が、サッカーチームに所属して練習をするようなものです。チームの質が上がれば、自分に求められる技術も自然と高くなっていきます。それと同じだと思います。

また、ある程度一緒にプレイするメンバーを固定することで、戦い方や攻略、知識や情報の共有にもつながっていきます。


チームであっても「考えなければ上手くならない」

ただし、一緒にやる仲間がいれば、それだけで上手くなるわけではありません。これはスポーツでも同じです。

スポーツではスタメンに入れるかどうかがあり、そこで求められる役割を理解し、それと向き合っていく必要があります。ゲームでも同様に、チーム内での自分の課題を考える必要があると思います。

仲間に「どう動いてほしいか」を聞いたり、自分で試合を分析して課題を見つけたりするのも良いでしょう。


チームの熱量や関係性によって課題の内容は変わりますが、自分に対して課題を設定すること自体は、どのような状況でも必要だと思います。この点については、個人で取り組める部分でもあります。


熱量が揃ったチームで起きること

もし仲間同士の熱量が近く、特に「勝つこと」や「勝つために成長すること」に対する意識が揃っているのであれば、ある程度の前提となる動きを共有するのは有効だと思います。

それによってプレイの質が高まり、同時に求められる技術の水準も上がっていきます。


注意すべき点

ただし、これはあくまで目的意識を共有し、お互いが納得していることが前提です。一方的にマニュアルを作って要求するようなやり方は、人と一緒にプレイするうえで問題になります。

話し合いが成立する関係であれば、試合中のミスは成長のきっかけになります。話し合いを通して具体的な解決策を見つけ、試行錯誤を重ねることで、それらすべてが経験となり力になっていきます。


一方でソロの場合、味方のミスは「自分が何とかするしかない問題」になりがちです。

場合によっては一人では解決できないこともあり、無理難題は単なる事故として処理され、成長につながりません。それでも結果としては負けという代償を背負うことになります。マイナスの要素があまりにも大きすぎると個人的には思います。


成長までの流れについて

ゲームの流れとしては、まず一緒にプレイできる仲間を作ることから始めます。

そこから気の合いそうな人や、熱量の近い人と出会えれば十分だと思います。それまでは個人の課題に向き合う形でも問題ありません。

それだけでも、ソロに比べれば成長しやすくなるはずです。


もし良い関係の仲間ができた場合は、お互いに話し合い、研鑽することで、ソロでは得られないスキルが身についていくと思います。


個人練習というもう一つの重要な要素

個人的には、成長に必要な要素はそれだけではないと考えています。それが個人練習です。

これは主に基本的なスキルのトレーニングを指します。FPSであれば、エイム練習が代表的でしょう。多くのプロFPSプレイヤーが取り組んでおり、スポーツで言えば野球の素振りやサッカーのパス練習にあたります。


プロとアマの違いは、基礎スキルの練度にあると言われることもあります。

基本的なことではありますが、安定感や精度の高さは、どんな試合状況でもパフォーマンスを落とさないという点で、本当のスキルの高さだと考えています。


スプラでは、ボムやスペシャルなど、ほかにも練習が必要な要素があります。私自身も、それらについて練習をしたことがあります。

特に、仲間と一緒にプレイするうえで、自分に足りない基礎技術や知識を整理することは、非常に重要だと感じています。


環境と成長について考える

このように考えると、ゲームには「成長するための環境」を整える必要があるのではないかと思います。

環境が整っていない状態、つまりソロで普通にプレイしている状況で強くなろうとした場合、その努力はどれほど成長に還元されるのでしょうか。


その状態では、自分の才能や実力を測るための条件が、まだ十分に揃っていないのではないかと感じます。


おわりに:自分自身の振り返り

こうして振り返ってみると、私自身がこれまで付き合ってきたスプラの環境は、あくまで「楽しむ」ためのものであり、「強さ」や「上手さ」を伸ばすためのものとは違っていたように思います。

成長への意欲や姿勢に対して、環境が噛み合っていなかったのではないかと感じました。