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【スプラトゥーン3】XP4000 vs XP1000×4 の動画から感じた「前線の厚み」という現実

 前から書こうかどうしようか迷っていたけど今回ある動画をきっかけに書くことにした。りうくんの動画でこんなのがあった。

 

youtu.be

 

 動画の結果は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全ルールXP1000チームの勝ち。

 

「こんな状況、実際の試合じゃありえないし、ただのネタ動画でしょ」
そう思う人もいるかもしれません。

けれど――これに近い状況は、実際の試合でも起こります。


前線の「厚み」があるかどうかで、対面の難易度は激変する

自分の体験としても、前線の厚みが違うだけで、対面の難しさがまるで変わることがありました。

たとえばこちらの前線が「自分+1人」しか機能していないのに、
相手は4人全員が前線で戦っている――そんな試合。

このとき、相手の**黄緑バッジ(XP24相当)を落とすのが本当にきつい。
逆に、こちらが4人しっかり前線で戦えていて、
相手が1〜2人しか出てこれていないときは、
たとえ相手が
銀バッジ(XP29相当)**でも余裕を持って対面できます。

キルを取るのも苦ではありません。

※通常の試合なら黄緑バッジとの対面は苦になりません


前線人数が少ないと起こること

前線の人数が少ないと、
相手から**集中攻撃(フォーカス)**されやすく、
複数人で詰められて不利な対面を強いられます。

スプラは体力が少ないゲームなので、人数差の影響はとても大きい。
塗りも広げられて、戦えるスペースがどんどん狭くなる。

意識すべきことが増え、注意を払う範囲も広がります。

一方で、相手の前線が薄いときは逆。
敵の動きを見てから仕掛けることができ、
味方の戦闘をカバーする余裕も生まれます。

だからこそ、
前線がしっかりしている相手の黄緑バッジを倒すほうが、
前線が薄い銀バッジを倒すよりずっと難しい
と感じていました。


ちょこぺろさんの試合から見えた「前線の厚み」問題

もう一つの例が、ちょこぺろさんのガチアサリ配信
数少ない負け試合の中にも、同じ傾向がありました。

要因のひとつは、やはり前線の厚みがないこと

味方が突っ込みすぎて連続デスし、
前線の人数が常に少ない状態。

その隙に相手が前線を押し上げてきて、
そこから一気にカウントを逆転される――。

また、戦うべき場面で味方が前線におらず、
後方でアサリを拾っているようなときもあります。
そうなると、耐えきれず崩され、負けてしまう。

どれだけ上手いプレイヤーでも、
前線が手薄で人数をかけられれば対面負けします。
そして、そのまま試合を押し切られてしまうのです。


上位帯でも「前線が薄れる瞬間」はある

上位帯の試合では、
5分間まったく前線に関与しないプレイヤーはほぼいないと思います。

それでも、試合の流れの中で
一時的に前線の厚みが薄れる時間帯は確実にあります。

一方、20帯くらいだと、
「5分間ほぼ存在していない」プレイヤーが普通にいます。

そうなると、相手4人が前線で戦えていて、
こちらがほとんど機能していない――
そんなマッチも珍しくありません。

Xマッチでは、だいたい2人が動けていないことが多く、
残り1人の動きが勝敗を左右します。

この1人が前線に影響を与えられなければ、まず勝てない。
仮に動けていたとしても、
相手の4人が前線で機能していれば敗北はほぼ確定です。


XP4000でも多勢には勝てないという現実

動画の結果がまさにそれを示しています。

XP4000のプレイヤーでも、多勢には勝てない。

もちろん、対面の強さは十分に見せていました。
けれど「XP4000の実力がどの程度なのか」は、
この試合だけでは判断しにくい。

かといって、XP1000チームの方が強いわけでもありません。

問題は、Xマッチのランクシステムです。

試合で前線が常に不利でも、
勝った側が「強い」と判定される。
負ければ停滞や降格になる。

この仕組みで本当に個人の力量を正しく測れているのか?

少なくとも、
「試合が成立していないような状況」を除外したり、
「前線で貢献したプレイヤー」を正しく評価する仕組みは
必要だと感じています。


「割り切る」しかない試合もある

試合中、圧倒的に前線が不利な状況って、
メロンくんでもどうしようもないんじゃないか?
と思うことがあります。

それでも、
「勝ちを狙う」よりも「課題をもって試合に臨む」
という割り切り方もあるのかもしれません。

たとえば、
カウントが止まらなくても「焦らず打開で2キル取る」とか。

でもそれでいいのか?
上手い人なら勝ち切れるのでは?
と迷うこともあります。

ただ――この動画を見て、
少し割り切れる気がしたんです。


それでも、理不尽な連敗はメンタルにくる

武器や立ち回りの課題を意識していても、
理不尽な連敗が続くとさすがにメンタルにきます。

こういう部分、なんとかしてほしいなと思うんです。


スプラにおける「前線の強度」という概念

スプラで重要な要素のひとつは、
やはり前線の強度だと思います。

人数的な強度が課題になり、
人数が揃って強度が増し、
そこに質が加わることでようやくチームが成立する。

でも――
本当にそこまでの完成度をこのゲームで求められるのだろうか。


フェスに向けての課題設定

今月末のフェス。
ナワバリは特に、前線のあり方が問われるルールです。

本来なら楽しみなのですが、
きっといつも通り淡々と終わる気もします。

せっかくなら、何か収穫がほしい。
だからこそ、
自分なりに課題を設定してプレイしてみようと思います。