飯のねこの助

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スプラにおける立ち回りの本質

 スプラはいろいろルールやステージ、武器ごとの理解、シチュエーションごとでの大切なことなどかなり多くのセオリーがあると思う。たぶん、スプラをやるのに手が出にくいなって思う人たちも、いろんな知識が必要なんじゃないかって身構えると思う。でも、本質的なところがまずわかればいいのかなって思うし、逆にその本質がとらえられないで行動していると弱いのかなって思ってしまう。

 

 スプラでカウントを取るために必要なモノはラインを上げること。ラインが上がるということは、カウントを進めているものを進めやすくする。ラインが上がっているということは、カウントを進めめるものと前線の間に敵がいない(邪魔者がいない)ということであり、安全にカウントが進められる。

 

 ラインを上げるために主に重要な要素がキルをとるということ。キルが発生すると、相手が人数不利になり、対面で一人に対して多く人数をかけることができる。4対2になれば、より1対複数名の対面の形が作れ安全かつ簡単にキルが取れる。仮にwipeまで行けば、カウントは当然なんのリスクも負わずに進めることができる。それは人数不利側にとっては最悪の状況なので、wipeするぐらいなら無理にラインを維持することに固執せずラインを下げて味方の復帰を待つという選択をとる。このように人数有利をとればラインが上がる。

 

 今の話しを少し違う角度から考える。カウントを取るのにラインを上げる必要があり、そのためにはキルを取る必要がある。そのことでカウントを安全に進められて勝つことにつながる。しかし、こちらが何もしていないのに相手がラインを下げたらどうだろうか?キルを取るリスクもなくラインがあがり、カウントは安全に進む。また、たまにあるけれど、敵が自陣側に抜けて行ったとして、かなり遠くまで行ったと確認できる。その場合、カウントを進めるのに危険があるだろうか?ないのである。つまり、安全にカウントが進む。

 

 ラインを上げるためのキルが入らなくても、勝手に下がってくれればラインが上がりカウントが進みやすい状況になるし、カウントをとめる危険な存在でなければキルを取る必要性もなくカウントは進んでいく。

 

 本質的に、ラインが上がればいいのだ。そこにリスクやコスト(キルを狙いに行ったり、SPを使うことなど)をかける必要性がなければそれにこしたことがないし、それでカウントは安全に進む。キルに関してもカウントが安全に進んでくれてれば、無理にファイトする必要性がない。とも言える。

 

 ここで役割についても少し触れる。これを読んで察しているかもしれないけれど、前衛、中衛、後衛とある場合に主軸になる役割はどこか?それは前衛である。前線でキルを取ってラインを上げていくというのが主な役割。まさにカウントが進む条件。

 

 中衛は前線での塗りやヘイトをかうというもの。前衛武器は基本的に火力は高いけれど、塗りが苦手となる。足場が悪い状況でファイトをするのはかなりリスクを伴う。デスを避ける意味でも、塗り状況がよくて戦いやすくキルが取りやすくなる意味でも塗りというのは重要。そこをサポートするのが中衛。また、ヘイトをかうことで敵が中衛に注意をむいたところを前衛がキルすることでより楽に前衛はキルをとれる。キルのアシストになる。中衛は火力が前衛より低いため、キルを取ってラインを上げるというより、それをアシストする形になる。

 

 後衛の存在はバンカラマッチをやるとよくわかるけれど(ミラーマッチではないため)、相手に後衛、たとえばバレスピがいて、こちらは短射程から中射程の前衛と中衛で構成されている場合、バレスピに対して何もできなくなる。射程、塗り、火力どれをとっても脅威。前線を支配されてしまう。そうなると、前線での戦いが不利になりラインが下がっていく。

 

 後衛は基本的に前線での戦いになんらかしらの有利をもたらす。それは前衛や中衛では生むことができない力。それが後衛であり、前線での後衛の存在感である。ただ、ネックなのは後衛自体はラインを上げにくい。ラインを上げやすくするための存在ではあるけれど、実際にライン上げをこなせるのは前衛と中衛となる。

 

 だからスプラは基本的に前衛の動きが本質でそれをサポートするのが中衛、後衛だと思う。

 

 実にシンプルだと思う。ラインを上げる、キルを取る、そのことでカウントは進む。打開なら、ラインを上げること、キルを取ることが上手ければ相手に与えるカウントは最小限にとどめることができる。負けの可能性を小さくできる。

 

 いろんな立ち回りや、セオリーがあるけれど、基本的にこれを抑えることが立ち回りでは重要だと思う。

 

 ちなみに、これを重視したルールがナワバリだと思う。シンプルに前線で戦うこと、ラインのコントロール(上げ下げの判断)、前線でのポジション取りなどスプラでの本質、重要な動きに特化していると思う。そう考えるとほんとによく考えられていると思う。塗りの重要性もわかるし。また、その応用で一番それが効いているのがガチアサリ。

 

 いろんな立ち回りのセオリーやら知識はあるけれど、基本的に試合中に前線での戦いに関与できているかどうか、ライン上げはどうか、それに合わせてカウントを進められているかどうかだけできれば、たぶんいいんじゃないかなって思う。まずそこを抑えたうえで、さらに最適化、合理化していくのに様々なセオリーがあるのだと思う。