たまたま気になった動画あったので見てみた。
ようつべって過激なタイトルが普通なんだろうけれど、正直何かを伝えたいのに言葉が強いと相手は理解しようってモードにならないから再生数とアンチだけが増えそう。良い動画なのに良さがどれくらい伝わるだろうか。
まぁ、そんで内容なんですが、すげぇわかりやすかった(笑)説明が上手いなって思った。そんでコメ欄見ながらいろいろ思いついたことがあったのでそれを記事にしようかな。
それがタイトルにあるように、「合法的反省のやり方のススメ」。
大丈夫、この記事はR指定ではないです。あ、完全になにかのパクリだと思ったでしょ。そうだよ。
上達するのに必要なのってまず反省の質だと思う。そして振り返りの点は以下のことだと思う。
・試合の展開での振り返り
・基礎能力
・武器の使い方
・ライン取りの適切さ
早速過ぎるくらい早速解説していこうかな。
試合の展開での振り返り
まず、自分が持っている武器とルールを照らし合わせてどういう展開が強いか考える必要がある。ざっくり書けば初動、抑え、打開。それぞれのシーンで何をするのか?何ができるのか?たとえば、ワカバなら初動で前に出て塗りを広げる(エリアがとれそうならとっちゃう)、抑えは前に出て味方のカバーと塗広げ(固め)、相手のスペシャルに合わせてバリア、打開は味方の行動に合わせて前にでる(打開はクソ弱い)。弱いというのは、ひとりではどうにもできないところ。試合の流れで塗りに関するとこが強い。
かなりおおざっぱだけれど、こうやって試合の展開でどうするのか整理したら試合での反省の仕方。はい、ここから大事な話し。まず、その武器の弱いシーンは反省しない。いや、かなり極端だけれど、それくらい割り切ったほうが変に気にしなくていい。どうしても強く立ち回れないところはストレスになって、味方に対してイラついたりする。それはさながら受験で悪問に対して腹を立ててしまっているのと同じ。
受験と一緒。良問とである取りこぼしてはいけない問題、とることでライバルに差がつけられる問題を確実にとること。そのためには、そのポイントを反省すること。ちなみに、この取りこぼしてはいけない問題、とることでライバルに差がつけられる問題というのは、参考動画でいうところの「味方に頼らない動き」という部分に該当する。
そんで反省しないといけないのが、味方に頼らない動きの部分。そういうシーンで自分がどう動いているか。このポイントをまずちゃんと振り返れるかどうか。
今回の参考にした動画はまさにそんな感じ。打開の時に味方がひとりずつデスするという、ワカバのクソよわい打開で最強の難問をつきつけられている。しかし、さっきもいったけれど、これは悪問。考える必要がない。そこで、良問である抑えの時のポジションの話し。メインでカバーできないところにいても弱いよねってところ。
そんな感じ。さて、ここで問題となるのが、そもそも試合展開の動きの設定を間違っていないか。自分の持っている武器のストロングポイントを間違えていないか、そしえ、それを最大に活かせる動きを設定できているのか。逆もしかり。ウィークポイントの設定を間違っていないか。
そして次に反省の質。どう改善できるのか?どうするべきか?このステップでエラーが起こりやすいのかなって思う。だからコーチングがある。
XPがあがると、自分の武器の弱いシチュエーションでどれくらいしゃーなしを小さくできるかの努力が求められると思う。また、全体的な質も問われるだろう。
基礎能力
これは具体的に「エイム」「キャラコン」「索敵能力」をさす。簡単に言えば野球選手でどれくらい速い球が投げれるかって話し。この3つの能力が高い=球速が速いみたいなもんよ。実はこれもXPを上げるのに重要。キルだけじゃなくてデスするかどうかも影響する。この能力が低いとどんなに立ち回りがよくてもキル負けするし、デスも増える。キルやデスの要因は基礎能力だけではないけれど、かなり影響する。
ここでちょっとポイントなのが、自分が上がりたいXPの人たちのエイムを参考にすること。そして、そのエイム力に自分が現在到達できているかどうか。キャラコンしかり、索敵能力しかり。それが足りていないことが目標のXPに到達できていないひとつの要因となっている。
武器の使い方
これは、武器の理解とその使い方。たとえば、ブラスターはインファイト、平坦なところでの撃ち合いは弱い、爆風が強くて爆風によって安全なところから一方的に敵をキルできる、直撃のワンチャン力も高い。どんな武器であっても一方的に殴れるポジションから撃てば倒せる。相性よりポジション取り重視。相性がいい武器は傘。スプボやチャーなどの硬直を狙う攻撃に弱い。天敵はトーピード・・・なんか書いていたらどんどん量が増えるからこの辺にしようか。そんで、それを理解したうえで強さを押し付けていく。逆に苦手な状況を避ける。それによってキル、デスがかわってくる。
正直、レートが低いと武器のことをよくわかっていなくて、無謀な戦いを挑んでくることが多い。そのためエイムがそれほどよくなくても簡単にキルがとれる。この武器の理解と使い方はかなり重要だと思う。本当に武器の相性が悪いと俺でもXP3000超えるバケモノをキルすることができる。実際にオープンでそれが体験できたのは大きい。
逆にそんな俺であっても自分の武器の弱い状況とか弱い部分をつつかれると格下にも簡単にデスをしてしまう。キルがとれる=エイムがいいだけではない。これも重要な要素。
ライン取りの適切さ
これは最初の試合展開での振り返りに入れてもいいかなって思ったんだけれど、独立して書いてもいいと思うくらい重要だから追加しました。前線のラインの高さの設定。これを間違えて前に出過ぎると簡単にデスしてしまうし、後ろすぎると押し込まれてしまう。そして、前線のラインの上に乗れていないと前線での戦いに関与できていないことになる。
自分が戦っている位置の高さは適切か、また自分のポジションは有意義が?高さはそのまま高さなんだけれど、ポジションというのはたとえば中央だったりサイドだったり。今、その状況でどこのポジションに入るのがいいのか?そしてそこから何をするのか?短射程のキル武器ならサイドにポジションをとって相手の横から倒していくみたいな。
ポジション取りが悪いと、その状況における自分の存在が全然出せない、なんなら自分がデスしているくらい意味がないこともある。
また、ラインを上げるのが得意な武器、維持するのが得意な武器など武器によって特徴がことなる。たとえば、維持するのが得意でないブラスターが最前線に立って敵とにらみ合うなんてやってたら詰められて簡単に落とされてしまう。そのため、無理にラインをあげていくよりも、相手が前に出過ぎているところをとがめて、ラインの上げるというよりもライン周辺での警備に当たったほうが効果的な動きになる。
編成やステージによってもいろいろ変化や工夫が必要ではあるけれど、ラインをうまくコントロールできるかどうか、立ち回れるかも勝敗に大きく影響する。特にガチアサリはラインのコントロールを間違えるとそのまま負けてしまうことがあるので注意がいる。
こんな感じで、反省のポイントを大きく4つにわけて説明してみた。マクロな反省が「試合の展開の振り返り」「ライン取りの適切さ」でミクロな反省が「基礎能力」「武器の使い方」かな。今回は説明のために簡単に書いたけれど、掘り下げようと思えばいくらでも掘り下げられると思う。いろいろ自分で考えたり、ひとから教わったりして深くなっていくといいね。
コーチング受ける時にも、こうやって自分の反省を整理してどこを指摘されているのか考えたほうがいいと思う。また、自分の自信のないところ、わからないところも整理できていると成長につながりやすい。
反省点を整理して次の試合で活かしていきたいところ。上達したって実感はこういうゲームをやるうえで一番楽しい瞬間だと思うので、それがたくさん味わえるといいよね。